WEKO3
-
RootNode
アイテム
包括的所得に関する新たな試み : 雑所得を中心とした所得構成論
https://osaka-shoin.repo.nii.ac.jp/records/2262
https://osaka-shoin.repo.nii.ac.jp/records/22626fc54979-567e-4af7-b378-e483ff1c45c0
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
![]() |
Item type | 紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2010-01-29 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | 包括的所得に関する新たな試み : 雑所得を中心とした所得構成論 | |||||||
言語 | ja | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | A new plan concerning inclusive income-formation of a theory on income centered on miscellaneous income | |||||||
言語 | en | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
ページ属性 | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | P(論文) | |||||||
論文名よみ | ||||||||
その他のタイトル | ホウカツテキ ショトク ニカンスル アラタナ ココロミ : ザッショトク オ チュウシン トシタ ショトク コウセイロン | |||||||
言語 | ja | |||||||
著者名(日) |
越智, 砂織
× 越智, 砂織
|
|||||||
著者名よみ |
オチ, サオリ
× オチ, サオリ
|
|||||||
著者所属(日) | ||||||||
大阪樟蔭女子大学学芸学部 | ||||||||
著者所属(英) | ||||||||
en | ||||||||
Osaka Shoin Women's University | ||||||||
抄録(日) | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | 本論文は、総合所得税を採用しながらも、所得を分類している現行制度を受け入れ、分類されてなお所得が包括的に観念されるためには、どのような所得構成が必要であるかについて論じたものである。特に、どの分類基準によっても分類できなかった雑所得に焦点を当て、雑所得を中心とした包括的所得の構成について検討している。まず、雑所得の定義、雑所得と所得類型、および所得分類における雑所得の位置づけについて述べている。雑所得は、通説では、他のいずれにも該当しない所得の受け皿として、所得自身が積極的な意義を持っていないと説明されている。そもそも雑所得は、歴史的沿革上、不備があり、雑所得は他の9種類の所得と同レベルで分類されていない所得である。また、事業等所得から細分化して創設された所得であるため、事業所得および不動産所得の関連が深い。ただし、事業所得および不動産所得のみならず、各種所得と性質が類似するところが多々あることから、本論文では、通説を否定し、雑所得が包括的な所得状態であり、その中で発生源泉別あるいは性質別に分類されると考えられる。つまり、本論文では、雑所得は、分類される以前の所得のベースであるという考え方に立脚し、分類なき分類された所得であると解釈すると、その位置づけは消極的なものではなく、むしろ所得税全体において、また所得類型の観点からも、その存在は重要なものであるとしている。 | |||||||
雑誌書誌ID | ||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||
収録物識別子 | AA11643143 | |||||||
書誌情報 |
大阪樟蔭女子大学学芸学部論集 巻 47, p. 153-166, 発行日 2010-01-29 |