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平安文学語彙の研究 : 『竹取物語』における"うるはし"
https://osaka-shoin.repo.nii.ac.jp/records/2050
https://osaka-shoin.repo.nii.ac.jp/records/2050937f1fca-e01c-4966-95b2-b908c9d80fb5
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
Item type | 紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
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公開日 | 2007-03-20 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | 平安文学語彙の研究 : 『竹取物語』における"うるはし" | |||||||
言語 | ja | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | Uruhashi in the Tales of Taketori | |||||||
言語 | en | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
ページ属性 | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | P(論文) | |||||||
論文名よみ | ||||||||
その他のタイトル | ヘイアン ブンガク ゴイ ノ ケンキュウ タケトリ モノガタリ ニ オケル ウルワシ | |||||||
言語 | ja | |||||||
著者名(日) |
北村, 英子
× 北村, 英子
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著者名よみ |
キタムラ, ヒデコ
× キタムラ, ヒデコ
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著者所属(日) | ||||||||
大阪樟蔭女子大学学芸学部 | ||||||||
著者所属(英) | ||||||||
en | ||||||||
Osaka Shoin Women's University | ||||||||
抄録(日) | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | 『竹取物語』は我国で現存する最古の物語文学である。この物語の中に、後世の文学作品において、隆盛を極める「うるはし」という讃美の言葉が七例見当たる。その「うるはし」という言葉の意味・対象・讃美の内容・用法等の諸相について、用例文をすべて抄出し、詳細に研究した。そして、「うるはし」という語の特性を把握し、後世の『源氏物語』や『枕草子』中に頻出する「うるはし」は、どのように発達、転移、変化していくかを知りたく、研究を重ねているところである。また、「うるはし」と近似した美的語詞との比較、共存などについても論じてある。 『竹取物語』に表れるこの七例の「うるはし」のほとんどが、神仙思想の場面に用いられ、中国的語感があることから考え、『竹取物語』の源泉は、チベット地方一帯に伝わる『斑竹姑娘』であるとかっていわれてきた。この「うるはし」という美感も、この『斑竹姑娘』という作品から流出してきたのかも知れないと思うことしきりで、紙幅の許す限り紐解いてみた。そうすると、『竹取物語』中にみられる「うるはし」を現代語に置き替えると、「美麗」とか「立派」とか「美しい」になるが、その「美麗」という言葉が存在しているのには一興である。 | |||||||
雑誌書誌ID | ||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||
収録物識別子 | AA11643143 | |||||||
書誌情報 |
大阪樟蔭女子大学学芸学部論集 巻 44, p. 223-232, 発行日 2007-03-20 |