@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00004300, author = {北村, 瑞穂 and キタムラ, ミズホ}, journal = {大阪樟蔭女子大学研究紀要, Research Bulletin of Osaka Shoin Women's University}, month = {Jan}, note = {P(論文), 近年、道徳教育への関心が高まり、子どもの発達段階を考慮した教授法が求められている。道徳性の発達支援 に活用できる心理学的知見が複数の研究から示されており、その中に感謝という感情を扱った研究がある。従来、感 謝は向社会的行動を促進するため道徳的感情と捉えられてきた。また、感謝を感じたときに生じる負債感は日本の成 人に特徴的な感情である。しかし児童に負債感が生じているかは十分に検証されていない。本研究では日本の児童に おいて感謝と負債感が向社会的行動に及ぼす影響を探索的に検討した。小学 4 年生から 6 年生に質問紙調査を実施し た結果、対人的感謝は概ね向社会的行動を促進していた。一方、負債感は学年と向社会的行動の対象(見知らぬ人、 友だち、家族)によって複雑に向社会的行動に影響しており、対人的感謝が高い児童の負債感が向社会的行動を抑制 する場合もあった。これらの道徳的感情の発達を教育的観点から考察した。}, pages = {179--188}, title = {児童における対人的感謝と向社会的行動の関係 : 発達的視点からの検討}, volume = {8}, year = {2018} }