@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00004289, author = {長尾, 知子 and ナガオ, チカコ}, journal = {大阪樟蔭女子大学研究紀要, Research Bulletin of Osaka Shoin Women's University}, month = {Jan}, note = {P(論文), カナディアンロッキーに生きる罠猟師ニックの荷馬ベッドフォードがいなくなった。雪で覆われた山岳地帯で白馬を探すのは至難の業であったが、ニックは大陸横断鉄道の荷物係として活躍した若き日々から半生を共にしてきたベッドフォードを何としても見つけ出さねばならなかった。彼は今や老馬となった伴侶を捜しながら、土地の名に思いを馳せる。何の変哲もない場所に名称がある一方、罠猟師たちが行き交うなだらかな峠には呼び名がなかった。 「白馬」は、この峠がいかにして「ベッドフォード峠」という名を獲得するに至るのか、その由来の物語である。新世界開拓の輝かしいシンボルである大陸横断鉄道の線路から遠ざかって山に生きることを選んだ孤独な男たちの友情、ネイミング(名付け)の意義について考えさせられる。}, pages = {95--102}, title = {カナダ文学名作短編小説 1 : ハワード・オヘイガン「白馬」 (Howard O’Hagan, “The White Horse”)}, volume = {8}, year = {2018} }