@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00004270, author = {古市, 直樹}, journal = {樟蔭教職研究, Shoin teacher educational research}, month = {Jan}, note = {P(論文), 協力学習理論では学びの経験の具体性と学習者間の同一性(特に話の文脈の共有し合い)とが軽視されて いる。協力学習の方法を継承する「協調学習」の研究においても、コミュニケーションは当面の課題に即して理解され、当面の課題とは関係していないとみなされる場面や側面への関心が弱くなる。そこでは、学習者間の差異や同一性が研究者や教師の関心のみに基づいて認識され、学習者間の同一性(または差異と同一性との関係)の孕む問題点が度外視されてもいる。今後は、学習者間のどのような同一性、特に話の文脈のどのような共有し合いが、または学習者間の差異と同一性とのどのような関係が学びの促進に寄与するかを、小集団学習の場面において日常的に存在し生成している差異や同一性にも着目して検討しなければならない。例えば、学習者自身が学習者間の差異や同一性をどう認識しうるかについて考慮されなければならない。}, pages = {87--96}, title = {協力学習の理論的課題 : 事例の内在的分析に向けて}, volume = {2}, year = {2018}, yomi = {フルイチ, ナオキ} }