@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00004057, author = {朝岡, 翔}, issue = {1}, journal = {樟蔭教職研究, Shoin teacher educational research}, month = {Dec}, note = {本論は、大学における教員養成のための科目「カリキュラム論」の授業研究としての側面をもちつつ、教育哲学的な視点からカリキュラムの意味を捉え直すものであるが、こうした企て自体の意義を明らかにすること も重要な課題としている。このため、本論は次のような構成をとる。まず、学習指導要領をはじめとする近代日 本のカリキュラムの性格を確かめたうえで、学校制度を支える「教職」にとってのカリキュラム論の意義を考察する。ついで、本論の理論的方法を示すとともに、教育学における概念研究の問題点を指摘する。そのうえで、 カリキュラムの起源についてのハミルトンの教育史研究の成果に基づいて、制度上あるいは理論上の概念となる 以前のカリキュラムの社会的なあり様に迫る。最後に、リクールの存在論的解釈学の論考を手がかりに、カリキ ュラムなるものの人間存在とその変容にとっての意味を、自己が「隔たり」を超える行程として呈示する。}, pages = {4--16}, title = {「隔たり」を超える行程としてのカリキュラム : リクールの自己の解釈学を手がかりに}, year = {2016}, yomi = {アサオカ, カケル} }