@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00003703, author = {佐久間貴士 and 長谷川伸三}, journal = {大阪樟蔭女子大学研究紀要}, month = {Jan}, note = {P(論文), 本論は璉珹寺総合学術調査の二〇一〇年度の概要報告である。昨年度までの概要報告は『論集』第45~47号に掲載した。 長谷川伸三は、古文書整理作業の進捗状況を報告している。文書群は、璉珹寺伝来の文書と住職である下間家の文書に分類できる。本年度で文書の袋入れは一、四八六点になり、第一から第九の整理箱に収めた。未整理は巻軸などがわずかに残っている。 長谷川小論では名所図会から江戸時代の璉珹寺の史料を集め、寺の景観や様子を描写している。また昨年度報告した「当寺中興由来記」の中の「御奉書之写」を原文で紹介している。 佐久間は発掘調査の概要報告である。本年度は、昨年度に引き続き第4区の調査を継続し、本年度で終了した。一昨年度は、地面から近現代の地層を掘り下げ、調査区東側で南北に並ぶ石列発見した。昨年度はさらに掘り下げを続けた結果、この石列が石垣であることが判明した。また江戸時代の遺構面(第1面)を検出した。遺構面にはいくつかの土壙が確認されたが、予定期間内に調査が終了できなかった。本年度は江戸時代の堆積層を除去し、下面の遺構を精査した。池と思われる大きな落ち込みが検出された。また土壙は上面・下面で五基検出された。南に隣接した3区で検出した遺構も、調査当時は中世の遺構と考えたが、江戸時代の土壙であることが判明した。江戸時代の遺構面の下に中世の薄い堆積層があり、それをはずすと地山になった。この面では遺構は検出されなかった。}, title = {連城寺(紀寺)総合学術調査4}, volume = {1}, year = {2011}, yomi = {サクマ, タカシ and ハセガワ, シンゾウ} }