@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00003666, author = {白川, 哲郎}, journal = {大阪樟蔭女子大学研究紀要}, month = {Jan}, note = {P(論文), 本稿では、樟蔭学園に遺る樟蔭女子専門学校の『検定ニ関スル試験問題集』の中から、技芸科の試験問題を翻刻、紹介する。技芸科の試験問題は、「裁縫」の中等教員資格に関わるものであることから、「和裁」「洋裁」などの実技に大きな比重がおかれていた点、デッサン・図解などを求める出題が多くなされていることから、単に裁縫技術だけでなく、和服・洋服制作の前提となる図を描く技術の習得も重視されていたと考えられる点などを指摘した。さらに、ヨーロッパで学んだ大橋富枝(トミエ)氏が教鞭をとっていた事実から、樟蔭女子専門学校の当時の洋裁教育が、最先端かつ高度な水準にあったと推定される点についても確認した。また、太平洋戦争中の1942年に決定され女性に着用が勧められた「婦人標準服」や、「モンペイ」が問題の素材とされ、その制作に関わる出題がなされていることから、実技重視の「裁縫」試験問題においても、戦争の影響が見出される点についても指摘した。, 戦前女子高等教育 / 樟蔭女子専門学校 / 中等教員免許無試験検定 / 裁縫 / 戦争}, pages = {129--136}, title = {十五年戦争期の女子専門学校「裁縫」試験問題}, volume = {1}, year = {2011}, yomi = {シラカワ, テツロウ and シラカワ, テツロウ} }