@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00002232, author = {神藤, 光野 and 打田, 良樹 and シンドウ, ミツノ and ウチダ, ヨシキ}, journal = {大阪樟蔭女子大学学芸学部論集}, month = {Jan}, note = {P(論文), 金属イオンによる食用タール色素の変色・退色に対するグルコン酸Na、グルコン酸Ca、グルコン酸Zn、グルコン酸K、グルコン酸Mgおよびグルコン酸の添加効果を検討した。銅イオンで影響が見られたタール色素において、グルコン酸添加系では100μg/mlから全種類、全濃度で吸光度残存率は上昇し、500、1,000μg/ml添加においては本来の色調へ回復し、添加効果が顕著に現れた。一方、グルコン酸Na、グルコン酸Ca、グルコン酸Zn、グルコン酸K、グルコン酸Mgは添加濃度が増すに伴って吸光度残存率は上昇したが、色調に完全な回復は見られなかった。鉄イオンで変色・退色した赤色105号においては、グルコン酸Na、グルコン酸Ca、グルコン酸Zn、グルコン酸Mgの全濃度で吸光度残存率が上昇し色調も回復した。すずイオンで影響を受けた黄色4号、5号、赤色102号では6種の添加物の全濃度において色調の回復が見られ、高い添加効果が認められた。アルミニウムイオンで影響がみられた赤色3号、104号においては、グルコン酸Na、グルコン酸Ca、グルコン酸Zn、グルコン酸K、グルコン酸Mgの500μg/ml以上で添加効果がみられた。 このように、合成タール色素の金属イオンの影響による変色・退色は食品添加物であるグルコン酸類の共存により防止しうることが明らかとなった。}, pages = {91--105}, title = {食用タール色素に関する研究(XI) : 金属イオンによる色素の変色・退色に対するグルコン酸類の効果}, volume = {46}, year = {2009} }