@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00002096, author = {上田, 秀樹 and 小島, きょうこ and 山本, 早紀子 and ウエダ, ヒデキ and コジマ, キョウコ and ヤマモト, サキコ}, journal = {大阪樟蔭女子大学学芸学部論集}, month = {Jan}, note = {P(論文), 本報告では、企業健診の問診として取り扱われる設問に留意した調査項目から、健康や食意識及び行動の要因を分析し、対象者への効果的な健康・食意識の介入や行動変容につながる保健・栄養指導の資料とすることを目的に実施した。 男性の20歳代にみられる健康関心度の低さは近年指摘されている独身男性にみられる朝食の欠食状況と相まって危惧される状況であると考える。メタボリックシンドロームの認知度は十分とは言えず、男性の認知度は低率であった。健康への関心度と現在の食生活への関心との関連性は女性が男性より高い傾向を示した。女性は男性よりも日常生活において「食」に関わることが多いことに起因すると考えられる。健康的な食生活の実践度と健康関心度との関連性は男性では関連性がみられたが、女性では関連性は低い。これらから、女性は自身の健康に関心があるのみならず、「いわゆる家庭に健康や食生活の管理者」としての立場が影響していると考えられる。主成分分析から第1主成分「食生活のゆとり」、第2主成分「健康行動」、第3主成分「食生活改善行動」と性別の関係では、女性は食生活にゆとりを感じており、健康や食生活改善などの行動を実践する傾向がみられた。また、年代では60歳代が他の年代に比して、格段に食生活にゆとりを感じ、健康や食生活改善などの行動を実践している。つまり、60歳代の女性は、健康や食生活の改善行動意識が高く、それらは食生活のゆとりを要因としていると考えられる。健康満足度に関して不満と思っている群では健康面の不満が動機となって、健康や食生活改善行動を実践する程度は、むしろ、どちらでもない群に比して、高い傾向を示している。このことから、不満と考える要因を分析し、その顕在化により、対象者の健康行動への具体的知識やスキルを提供することに加え、健康行動につながる実践認識の高揚になると考える。}, pages = {63--74}, title = {健康及び食意識に関連する要因分析}, volume = {45}, year = {2008}, yomi = {ウエダ, ヒデキ and コジマ, キョウコ and ヤマモト, サキコ} }