@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00002056, author = {神藤, 光野 and 打田, 良樹 and シントウ, ミツノ and ウチダ, ヨシキ}, journal = {大阪樟蔭女子大学学芸学部論集}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本報では、銅、鉄、すず、アルミニウムイオンによる食用タール色素の変色・退色に対するEDTA2Na、EDDS4Na、ASDA4Na、DTPA5Na、HIDS4Naの添加効果を検討した。 銅イオン添加系では、アゾ系色素ではEDTA2Na、EDDS4Na、HIDS4Naがどの色にも添加効果があった。キサンテン系色素では、ASDA4Na、DTPA5Na、HIDS4Naが添加効果がみられた。インジゴイド系色素では全ての添加物で効果が観察された。鉄イオン添加で影響のみられたキサンテン系色素においては、ASDA4Na、DTPA5Na、HIDS4Naを添加することで吸光度が上昇し、HIDS4Naにおいては本来の色調に回復するという傾向を示した。インジゴイド系色素においては、濃度に違いはあるが全ての添加物で吸光度が上昇した。しかし、ASDA4Na、DTPA5Naではキサンテン系色素と同様に沈殿や変色がみられることがわかった。すずイオン添加で影響の見られたアゾ系色素では、全てのキレート剤の全濃度で添加効果が認められた。トリフェニルメタン系色素では、ASDA4Na、DTPA5Na、HIDS4Naの100μg/ml 以上の濃度において高い添加効果が認められた。インジゴイド系色素では、HIDS4Naの50μg/ml で添加効果が認められた。アルミニウムイオン添加で影響のみられたキサンテン系色素では、ASDA4Na、DTPA5Na、HIDS4Naに関しては100μg/ml 以上の濃度において添加効果があった。}, pages = {45--59}, title = {食用タール色素に関する研究(IX) : 金属イオンによる色素の変色・退色に対するキレート剤の効果(1)}, volume = {44}, year = {2007} }