@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00002035, author = {葛谷, 恒彦 and 松口, 貴子 and 籾谷, 真奈 and 杉谷, 義憲 and 北尾. 悟 and カズヤ, ツネヒコ and マツグチ, タカコ and モミタニ, マナ and スギタニ, ヨシノリ and キタオ, トシ}, journal = {大阪樟蔭女子大学学芸学部論集}, month = {Mar}, note = {P(論文), 【目的】抗酸化能が強いとされる縮合型タンニン(プロアントシアニン)を豊富に含有するリンゴポリフェノールに着目し、その抗酸化活性の生体内効果を明らかにするため前腕動脈血流(反応性充血)を非侵襲的に計測することにより解析した。【方法】被験者21名(喫煙者13名、非喫煙者8名)を対象にストレンゲージプレチスモグラフィーを用い、前腕動脈血流量を測定した。本法による血流測定の再現性について検討を行った上で、リンゴポリフェノール250mg投与1時間後(急性投与試験)と、250mg/日1週間連投後(慢性投与試験)の血流量変化を評価することにより、血管内皮機能改善効果を検討した。【結果】反応性充血ピーク流量から安静時血流量を減じた値をΔ0、遮断開放15秒後の血流量から安静時血流量を減じた値をΔ15、遮断解放後180秒までの15秒毎の血流量から安静時血流量を減じた値の総和をΔΣ、さらに反応性充血ピーク流量と安静時血流量の比をRH0/Basalflowとした。このうち、Δ0が最も再現性が保たれていたことから、これを個人の血管内皮依存性拡張能を反映する指標とみなし、ポリフェノールの生体内作用を追跡するマーカーとした。急性投与試験ではΔ0は24.9±5.6から26.7±7.8ml/min/100ml tissueへと増加を示したが、その変化は有意ではなかった。しかしながら、血管内皮が酸化障害に曝されていると考えられる喫煙者に対して慢性投与試験を行った結果、Δ0は24.9±5.6から35.2±8.6ml/min/100ml tissueへと著明に増加し血管内皮機能改善効果が顕著に現れた。}, pages = {101--113}, title = {喫煙習慣者におけるリンゴポリフェノールの血管内皮機能改善効果に関する研究}, volume = {43}, year = {2006} }