@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00001973, author = {武田, 雅子 and タケダ, マサコ}, journal = {大阪樟蔭女子大学学芸学部論集}, month = {Mar}, note = {P(論文), 第5回国際エミリ・ディキンスン学会において、ディキンスンの一つの詩について、アメリカのディキンスン研究者フリーマン氏と共同でワークショップを行なった。このワークショップは"Congnitive Approaches to Literature and Translation"とタイトルが付けられ、認知言語学の読みにより、翻訳がどのように影響を受けるか、または受けないかを考察するというものだった。詩のテーマは、「あなた」(これは、この詩を恋愛詩と見るか宗教詩と見るかで解釈が分かれ、「愛する人」とも「神」とも解し得る)と共にいる状態を「贅沢」とし、「あなた」が不在であっても、共にいる状態を夢想するだけでも「贅沢」だとする、ディキンスンのいわゆる「欠乏の美学」である。筆者は以前この詩を訳して発表していたが、この詩に歌われているのは、第1連の未来と、第2連の過去のみで、現在こそが不在であるとするフリーマン氏の読みを参考に、訳に手を加えることができた。それは認知言語学の読みに助けられたからとも言えるし、今回の共同作業をきっかけに綿密に考え直す機会を与えられたからとも言えよう。いずれは共同執筆の形で、この詩への取り組み全体を発表する予定であるが、ここはフリーマン氏の論文を発表する場ではないので、筆者が口頭発表した英文原稿のみとし、少し日本語で説明を加えた。}, pages = {13--21}, title = {Emily Dickinson's "Luxury" Poem (Fr819)}, volume = {43}, year = {2006} }