@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00001967, author = {竹内, さおり and 白川, 哲郎 and タケウチ, サオリ and シラカワ, テツロウ}, journal = {大阪樟蔭女子大学学芸学部論集}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本稿では、樟蔭学園デジタルアーカイブズ構築の一部として、樟蔭学園草創期資料『設立ニ関スル書類』のデジタル化とデータベース試作の取り組みについて報告する。 著者等は、平成15年度から、学園資料室に保管されている樟蔭学園草創期資料のデジタル化とデータベース作成、さらに進めて樟蔭デジタルアーカイブズの構築を目指している。本研究の動機は、白川が全国各地の大学や学校で「学校(学園)史」「大学史」 、当該科目を受講した学生たちが、大学や学校・学園の歴史や特色に関心をもち、大学や学園への愛着がより増加したと感じていることや大学で学ぶ意欲が向上したという事例報告に注目し、本学でも同様の科目を設置したいと考えたところにある。教材として活用するためには、体系的に整理することは必須であり、デジタル化しデータベースを作成することは重要である。 最初に着手した『設立ニ関スル書類』は、創設者森平蔵氏の女子高等教育に対する熱意が直に感じられる貴重な資料である。その貴重さからも、学生が実物を目にする機会は稀であろう。本学園創立の事情を知ることが、各々の自信につながっていく効果も期待できると思われる。 時間の経過とともに草創期の事情を知る関係者も少なくなり、当時の様子を知ることは次第に困難になってきている。今後、より総合的な形で本学園の歴史と伝統を次世代に継承していくことが、重要になることは間違いない。作業の進捗状況は遅く、個々の作業に時間がかかり過ぎている感は否めないが、大正期の女子高等教育の事実をデジタルアーカイブズとして体系的に整理していくことは画期的な研究であると考える。}, pages = {213--219}, title = {『創立ニ関スル書類』のデジタル化とデータベース試作の取り組み : 樟蔭学園草創期資料のデータベース化とその活用(2)}, volume = {42}, year = {2005} }