@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00001897, author = {小林, 政司 and 吉村, 明代 and コバヤシ, マサシ and ヨシムラ, アキヨ}, journal = {大阪樟蔭女子大学学芸学部論集}, month = {Mar}, note = {P(論文), 被服の「似合い」の判断基準のなかで被服の色は非常に重要であると考えられ、さまざまなファッションカラーコーディネーションの手法が注目されている。 ここでは、物理学的な事項から心理学的な事項までを多段階に網羅し、かつ一般的な表色系を採用した普遍的で新しいファッションコーディネートの手法の構築を最終的な目標とし、基礎研究に着手した。「似合い」の判断基準を、被服の色と着用者の肌の色におき、着用者の肌色の美しさを問うのであれば、これは理想の肌色の存在を示唆することになる。ここで考えるファッションカラーコーディネーションの手法では、これをひとつの大きな前提とする。すなわち、理想の肌色とそれとは異なった実際の肌色が存在し、これを服の色と組み合わせることにより、理想の肌色に近づけば似合う、逆に遠ざかれば似合わないと判断していると仮定する。 実験では、色彩選択プログラムを作成し、「理想の肌色」を調整法により提示することを試みた。今回の実験でも、「理想の肌色」として特定の色が認められた。また、背景色のトーンの影響としては、前報の色相の影響と同様、一般の配色に認められる同時対比効果が現れた。したがって各個人の肌色が、この「理想の肌色」に近づくような対比効果をもたらす被服の存在が示唆された。}, pages = {151--160}, title = {ファッションカラーコーディネーションに関する研究 : 被服色彩としての背景色の影響}, volume = {41}, year = {2004} }