@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00001893, author = {木村, 雅浩 and キムラ, マサヒロ}, journal = {大阪樟蔭女子大学学芸学部論集}, month = {Mar}, note = {P(論文), 自己免疫性肝炎は、病状の進行が早く、早期に適切な治療が行われないと予後が悪い。したがって、早期診断、早期治療が重要である。AIHの確定診断の有力な候補として、「抗CYP2D6抗体」の測定が試みられている。「抗CYP2D6抗体」は、AIH患者血清中に検出される特異性の高い自己抗体であるが、現在の測定方法では測定感度が低く、確定診断には到っていない。そこで、より汎用性があり、多くの自己抗体の測定法としての実用例のあるELISA法での抗体測定を試みた。 大腸菌で発現させたP450 CYP2D6Δ25を固相抗原として抗CYP2D6抗体測定用ELISAプレートを作成した。P450 CYP2D6Δ25の発現の最適条件は、培養液のOD600nmでの吸光度が0.6~0.8の間に誘導を開始し、誘導3時間後に、菌体を回収するのが良いことが分かった。また、粗精製したP450 CYP2D6Δ25を固相抗原としてELISAを行ったところ、抗体濃度の希釈にしたがい直線的な吸光度の減少が認められ、定量的に抗CYP2D6抗体を測定できることが分かった。今後は、さらに、P450 CYP2D6Δ25の精製度をあげ、患者血清中の抗CYP2D6抗体測定する必要がある。}, pages = {91--98}, title = {大腸菌で発現させたP450 CYP2D6を固相抗原としたELISA法の開発}, volume = {41}, year = {2004} }