@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00001891, author = {上田, 秀樹 and 西田, 有貴子 and ウエダ, ヒデキ and ニシダ, ユキコ}, journal = {大阪樟蔭女子大学学芸学部論集}, month = {Mar}, note = {P(論文), 栄養教育的側面から食事調査を見た場合、対象の栄養状態や食生活実態を把握することに加えて、教育媒体として利用可能なものであれば、栄養教育の効果を上げることができると考える。健康日本21における、「生活の質(Quality Of Life)の確保と向上」の提唱は、国民すべてに満足できる生活を目指すものである。個人の実態を的確に反映した具体的情報を実践者に提供できれば、「行動の変容」に向けた意識の変革に対応できるものである。 本報では、栄養教育の視点から食事調査の簡易化についてアンケート式食事調査法(簡易法)と料理カード式食習慣調査法を考案し試行した。その結果、19歳~20歳の女子学生の場合、(1)秤量法で得た栄養摂取状況と近似する。(2)秤量法と簡易法のエネルギー及びたんぱく質摂取量に有意の正の相関が認められた。(3)秤量法と簡易法の脂質摂取に有意の相関が認められなかった。 このことは、簡易法の設問項目や重み付け値、食品摂取量への換算方法について妥当性があるといえるが、脂質摂取量を把握するには、設問項目や重み付け値など検討する必要がある。 また、料理カード式食習慣調査法は、10歳代女子の場合、(1)算定した栄養量と国民栄養調査結果と近似する。(2)対象の選択料理の傾向把握が容易である。(3)対象の食意識が反映しやすい。 これらの結果から、料理の選択行動によって対象の栄養量が容易に把握できる。さらに、選択料理やその組み合わせなど食行動が明らかとなり食意識を捉えることができると考える。}, pages = {69--82}, title = {食事調査の簡易化とシステム構築の一考察}, volume = {41}, year = {2004} }