@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00001882, author = {北村, 英子 and キタムラ, ヒデコ}, journal = {大阪樟蔭女子大学学芸学部論集}, month = {Mar}, note = {P(論文), 萬葉集はいうまでもなく漢字を借りて表現した和歌集である。本稿においては巻十二の三八〇首ある歌の中から、一首中に同じ漢字が二回以上使われ、それにそれぞれ異なる訓みを附訓している漢字を選り出して、記載者の記載意識などを研究していく。 本稿で取上げた漢字は次の通りである。(十二・2844)=(寐(イ)・寐(ネラエ)・寐(ネ))・(十二・2853)=(服(ツク)・服(キ(テ)))・(十二・2890)=(夜(ヌ)・夜(ヨ))・(十二・2925)=(乳母(オモ)・乳(チ))・(十二・2963)=(宿(ヌル)・味宿((ウマ)イ))・(十二・2964)=(有(ナラ)・念有((オモヘ)リ))・(十二・2978)=(将(ラム)・将(メ))・(十二・2986)=(思見(オモヒ(ミ))・尓思((ニ)シ))・(十二・2990)=(續麻((ウミ)ヲ)・打麻((ウチ)ソ))・(十二・2991)=(母(ハハ)・異母((イ)モ))・(十二・2992)=(玉手次((タマ)ダ(スキ))・手(テ))・(十二・3001)=(春日野(カスガノ)・暮日((ユフ)ヒ))・(十二・3124))=(更深(フケ)・今更((イマ)サラニ))・(十二・3181)=(今日(ケフ)・日(ヒ))・(十二・3186)=(田時((タ)ドキ)・何時(イツ))以上の十五例について研究した。}, pages = {246--252}, title = {萬葉集 : 一首中に表れる異なる訓みをしている同じ漢字の研究 (八)}, volume = {41}, year = {2004} }