@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00001829, author = {一棟, 宏子 and 若井, 希水子 and イチムネ, ヒロコ and ワカイ, キミコ}, journal = {大阪樟蔭女子大学学芸学部論集}, month = {Mar}, note = {P(論文), 目的:多くの親は子どもの「自立心を養うため」「勉強のため」といった理由で、子ども部屋の確保を考えるといわれている。ここでは女子中高生を対象に子ども部屋について調査を実施し、家庭において彼等がどのように子ども部屋を利用し、プライバシーについてどのように感じているかを考察した。方法:2001年7~9月に樟蔭中学・高校教諭の協力を得て、中学1年生99人、高校3年生123人、計222人の女子生徒にアンケート調査を実施した。結果:大半の生徒が子ども部屋を保有している。中でも個室の比率は高く、中学生で7割弱、高校生で8割強を占めている。子ども部屋は大半が6畳程度の広さで、小学生のうちに与えられている。早い時期から子ども部屋を与えられた人ほど満足度は低く、「モノが多い」「自分の好みが反映されない」という不満が多くなる。生徒が「プライバシーが守られている」と感じるのは、「家の中で家族の気配が感じられるかどうか」あるいは「家族の持ち物が自分の部屋に置かれているかどうか」といった状況にあまり関係なく、落ち着いた時間を過ごせる部屋があり、家族とのコミュニケーションが十分とられていれば、家庭におけるプライバシーの評価は高くなる傾向が認められる。}, pages = {87--101}, title = {中・高校生からみた家庭におけるプライバシーについて}, volume = {40}, year = {2003} }