@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00001819, author = {北田, 明子 and キタダ, アキコ}, journal = {大阪樟蔭女子大学学芸学部論集}, month = {Mar}, note = {P(論文), 日常生活のなかで見かけられる遊びの様子を学生たちが観察した。その結果、遊ぶつもりはなくてもいつのまにか遊んでしまっている遊び、遊ぶつもりだが少しの間だけ気分転換のように遊ぶ遊び、そして遊ぶつもりで一生懸命遊ぶ遊びがそれぞれ観察された。 幼・小児はいつのまにか遊びになっていて、しかも短時間でドンドン遊びが変わっていくことが観察されたが、大人では、遊ぶつもりでもちょっと遊ぶという遊び方が多いようであった。しかし、趣味活動となると子ども以上に集中して粘り強く遊ぶ光景が見られた。このような観察から、一般的には、現実を反映する遊びのなかで現実の補償となる遊びが好まれ、その中でも、手軽さやとっつきやすさが求められているようであった。 観察した学生たちについて、観察した遊びから指摘できると思われる点は、家族や育児に関心が高いこと、同世代に対する関心が高く、異世代、特に働き世代の男性については関心が低いことなどであった。また、先の報告では若者の遊びの傾向ととらえた「自分を受け入れ一人で楽しむ遊び」については、若い層の人たちにはやはりあまり観察されてはおらず、そのような遊びは中高齢層に比較的見出されるようであった。 観察することによって楽しさが観察者にも伝わり、人と共感する体験ができたことは遊びウォッチングの成果といえよう。}, pages = {129--137}, title = {現代日本の遊び事情 : 女子学生の遊びwatchingから}, volume = {40}, year = {2003} }