@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00001816, author = {神藤, 光野 and 内田, 良樹 and シンドウ, ミツノ and ウチダ, ヨシキ}, journal = {大阪樟蔭女子大学学芸学部論集}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本報では、銅、鉄、すず、アルミニウムイオンによる食用タールの変色・退色に対するりん酸塩(ピロりん酸カリウム、ピロりん酸ナトリウム、ピロりん酸二水素二ナトリウム、メタりん酸カリウム、メタりん酸ナトリウム)の添加効果を検討した。銅イオン添加で影響の見られたアゾ系色素では、5種のりん酸塩の高濃度添加系で変色・退色からの回復を示した。特にNa_2H_2P_2O_7では、全ての濃度で添加効果が認められた。鉄イオン添加系では、赤色3号、104号、105号に、K_4P_2O_7、Na_4P_2O_7、(NaPO_3)_nを250μg/ml添加すると回復効果が見られた。すずイオン添加系では、黄色4号、赤色102号において5種のりん酸塩の全ての添加濃度で回復効果が見られた。一方黄色5号、赤色2号、赤色40号では、Na_2H_2P_2O_7、(KPO_3)_n、(NaPO_3)_nの全ての添加濃度で回復効果が見られた。赤色3号、104号では、K_4P_2O_7、Na_4P_2O_7において全ての添加濃度で回復効果を確認した。青色1号では、Na_2H_2P_2O_7、(KPO_3)_n、(NaPO_3)_n、の全濃度で添加効果があった。また青色2号では、Na_2H_2P_2O_7、(KPO_3)_n、(NaPO_3)_nの全添加濃度で効果を確認した。アルミニウムイオン添加系で影響の見られた赤色2号、青色2号では、5種のりん酸塩の全濃度で回復効果が見られた。今回実験に供した5種のりん酸塩は、各種金属イオンによる食用タールの変色・退色に有効に作用するものと推察された。}, pages = {69--85}, title = {食用タール色素に関する研究 (V) : 金属イオンによる色素の変色・退色に対するりん酸塩の効果 (2)}, volume = {40}, year = {2003} }