@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00001745, author = {佐藤, 達郎 and サトウ, タツロウ}, journal = {大阪樟蔭女子大学学芸学部論集}, month = {Mar}, note = {P(論文), 中国の官箴とは,元来は各官司が帝王に献ずる戒めの言葉であったが,宋代以後,特に地方官吏のための行政指針書が編まれるようになると,それらが新たに官箴の名で呼ばれるようになる。これら宋代囲碁の官箴は,近世中国の地方政治の実情をリアルに反映しているため,従来よく知られ,かつ歴史研究の素材にもしばしばなってきた。一方,前者,古来の官箴はその文学作品的な性格ゆえ,歴史研究の分野では注目されることが少なかった。しかし,前者の官箴(「古官箴」)のスタイルを事実上確率した前漢末の揚雄,それを継承した後漢の胡広らの著作の背景には,一定の歴史的背景があったと予測される。それらの著作が,あたかも官僚制の再編期に行なわれていることも,現実と著作との関連を示唆するものである。筆者らはこれらの作品を通じて,当時の官僚制に対する意識・理念とその変遷を窺おうとする。本稿で行う訳注は,そのための基礎準備作業である。紙幅の制限上,本稿では揚雄の官箴のうち半分までを取り上げる。}, pages = {222--209}, title = {漢代の古官箴 訳注篇 (上)}, volume = {39}, year = {2002} }