@article{oai:osaka-shoin.repo.nii.ac.jp:00001736, author = {北田, 明子 and キタダ, アキコ}, journal = {大阪樟蔭女子大学学芸学部論集}, month = {Mar}, note = {P(論文), 遊びは社会の記号の一つであり,現実の何かを反映している。ここでは女子学生の遊びを事例とし,どのような意味が読み取れるのか考察した。平成11年から13年にかけて,女子短大生,女子大生約250人に日ごろの遊びを調査した結果,150種類以上の遊びがリストアップされたが,多かった遊びはショッピング,カラオケ,映画であった。これらの遊び群の上位30種類を,余暇開発センター-による4つの活動形態,カイヨワの4つの型,チクセントミハイによる6つの楽しさの因子,によって分類を試みた。遊びの傾向は,趣味・娯楽的,"ミミクリ"(模倣)的,休息的であった。さらに,遊びに対する態度として,現実受け入れか脱現実かと,個(孤)志向か仲間志向かの二項の組み合わせで分類を試みた。その結果,個人志向,仲間志向のどちらも脱現実の遊びが多く,最も少ないタイプは,現実の自分を受け入れつつ個で遊ぶという遊びであった。このことは,創作活動,技術の練習を伴う活動があまり好まれていない現実を示している。自分と向き合い,自分と対決する遊びは充実感をもたらすと思われるが,このような実態を学生に示すことも必要ではないかと考える。}, pages = {129--142}, title = {現代の遊びについての一考察 : 女子学生の事例から}, volume = {39}, year = {2002} }